失敗

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今も盛り上がっているワールドカップ。皆さんはご覧になりましたか?
私も同じ劇団メンバーの影響もあり、夜中まで見ることは出来ませんが、時折夜更かしをしている時やニュースで目を通しています。お芝居を始めてから周りの方々から様々な影響を受け、こうやってスポーツ観戦も楽しむことが出来て本当に感謝しています。

結果的には日本代表は惨敗となりましたが、私はとても楽しかった。こうやって日本全国民が熱くなり、日本代表を応援する為に、お仕事されている方も、早朝から眠い目をこすって必死で応援しているこの日本人の姿は、なんと表現すればよいのか、一体感があって素敵ですよね。胸が熱くなります。今更ながらですが、私ももっと若いころからこういった行事に興味関心をもっていればよかったと、少しだけ後悔しています。

多くの方が様々な意見を論じていますので、私も個人的に一つ。

監督のザッケローニさんが退任表明をされました。責任を取って、ということですが、私は個人的には続けてほしい。戦略や協会との方向性とか、そういったものは私も全くわかりませんが、少なからずとも、今回の結果を「失敗」とするのであれば、続けてほしいのです。

私も今までの人生で言えば「失敗」と言われてもおかしくない人生でした。もちろん、私自身に問題があり、今でもそれに関しては否定するつもりもありません。ただ、「失敗」を経験しているからこそ、「失敗」を「失敗」と認めたからこそ強くなれました。そして、同じ過ちを起こさないよう、様々な点を変えて行こうと努力しました。

結果的に、今は多くの方々に恵まれ、アルバイトではございますがお仕事もあり、ご飯も食べています。友人と呼べる方もいて、今の自分を本当に幸せであり、誇りに思えるようになりました。

ザッケローニさんのサッカーに関することは分かりませんが、私はザッケローニさんが「失敗」したのであれば、サッカー協会も「失敗」だと思うのであれば、もう4年、監督を続けてほしいのです。

「失敗」を「失敗」と認め、再スタートする監督と、そうでない監督、私はザッケローニさんにもう1度続けてほしいと思っております。きっと、驚くような成果を出すのではないかと思っています。

もちろん私は無知な単なる意見です。気を悪くされた方がいましたらお詫び申し上げます。

スポーツ

しばらくスポーツとは無縁の生活を送っていましたが、先日、同じ劇団のメンバーから「北見さん、フットサルしませんか?」と誘われ、私のような者がというのも変かもしれませんが、丁重にお断りをしたところ、何度も何度もお誘い頂いたので、少々仕方なく参加してきました。

もちろんボールを蹴るのは学生の頃以来で、全く形にはなっていませんでしたが、でもスポーツというのは、いいものですね。体を動かすという健康的な視点ももちろんのこと、頭の中がリフレッシュできました。そして声を出すことで精神的なストレスもかなり軽減できました。お誘い頂き、本当に感謝です。

これから梅雨も明ければ夏真っ盛りですね。スポーツを楽しむことは大切ですがくれぐれも熱中症などには注意して行いましょうね。もちろん、私もそうですが。

インターネット

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いい歳してと言われるかもしれないが、私はインターネットの勉強に夢中です。もともと勉強は得意な方ではないですが、インターネットは覚えることがたくさんあり、かつ、ちゃんと「動作全て」に理由があるからです。

インターネットを使えば世界中の情報を見ることが出来ますが、そこには、プロバイダーがあって、インターネットの回線が
自分のパソコンにつながる。そして、「ブラウザ」とよばれるアプリケーションから検索エンジンを利用して、検索する。
すると、多くの情報が検索結果に表示され(巷ではこれをSEOと呼んでいるらしい)、ドメインと呼ばれるURLからサーバーにたどり着き、サーバー内の情報ファイルをパソコン上に表示させているという流れです。

私の拙い知識なので誤っている部分もあるかもしれませんが、概ね上記という事です。なんか凄い事ですよね。
100年ちょっと前までは、日本では刀をもった武士が存在していたのに、今ではどんなに強い武士よりも世界を見ることが出来る。坂本竜馬ほどの先見の目はございませんが、坂本竜馬よりも、現実としての様々な情報を大人から子供まで得ることが出来る。

じゃあ、これから先の100年後はどうなっているんだろう。過去から現在までの100年でこれだけ進化して、今後の100年に
進化が無いという事は到底考えにくい。

私のような何のとりえもない庶民には分かりませんが、ただきっと100年後は、今と比べると大きな進化・進歩があって
その時には今の時代に対して懐かしむ時代がきっと来るのかもしれません。

「スマートフォンって、手に持って喋ってたんだね」
「車にガソリンっていうものを入れてたんだね」
「昔の家は、地震があるたびに倒壊したりしてたんだね」

後世の人たちがこんな会話をする時代がきっと来るんでしょうね。

群馬県にて

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先日、お芝居の先生に声をかけて頂いて、群馬県の高崎市に行ってきました。

折角なので少し早めに家を出て、各駅停車の電車に乗ってゆっくり時間をかけて本を読みながら向かいましたが、約3時間の道のりだと結構なスピードで本を読むことが出来ていいものですよね。

先生が駅に迎えに来ていてくれたのですが最初は全く分からず遠くから「北見君、北見尚之君!」と声をかけられ、ようやく気づきました。3年ぶりにお会いし、私がお芝居をはじめようと思ったのもこの先生がきっかけでした。

私が何をやってもうまくいかず、多くの人を傷つけていた若い頃に先生にお会いし、人の気持ちが分かるようにと芝居の道を進めてくれたのです。

様々な役があって、その様々な役を本気になって演じようとした時、初めてその「人」の気持ちを分かろうとして、だいぶ分かるようになってきました。そしてそれはプライベートでも生かされるようになり、自分を知ってほしい、理解してほしい、という前に相手を知ろう、出来る限り相手を理解して話そう、という気持ちが自然と生まれるようになりました。

おかげさまで、昔の自分と比べると、嘘のように周りにも恵まれ、全ては先生のおかげであると、心から感謝しています。
三好先生、改めてありがとうございます。 

北見尚之

読書

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突然ですが、私は読書が趣味です。

昔はそんなに読まなかったのですが、この歳にもなるとなかなか日々の生活の中で落ち着ける場所がなく、酒場に足を運んでも周りが賑やかだったり、公園のベンチにいても私の性格なのか、ついつい周囲の方々の目を気にしてしまう。

もしかしたら、そういった場所が無いというよりも、私の今の性格がそうさせているのかもしれませんね。
それもあって、移動中は必ずと言っていいほど読書をしています。

読書って面白いんですよね。昔の自分ならこんな本は読まなかったな、といった本が最近ではとても面白く感じる。そして、昔何度か興味をもった本が、今となっては全くと言っていいほど興味が無い。
そしてそれは、本が変化しているわけではなく、私自身が変化しているから本に対しての感情にも変化が起きてくるんでしょうね。

面白いと感じられるならどんな本でもいいのかもしれませんが、様々な本を「面白い」と感じられる状態のままであれば、それが幸せなのかもしれません。

面白い、美味しい、楽しい、そういった感情は、与えられるより感じられる状態にある事が大切だと思っています。

私は今、様々な本に興味を持って「面白い」と感じています。
だから、とても嬉しい。

北見尚之

ワールドカップ

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ついにワールドカップが始まりましたね。昨日は残念ながら日本代表は負けてしまいましたが、一つのスポーツの勝負に多くの日本国民が応援し、共に戦って団結している姿はとてもいいですよね。

私も朝からテレビにかじりついて応援していました。どちらかというと私は皆でワイワイ応援するよりも、じっくりと真剣に見てしまうタイプなので、スポーツバーなどはどうも苦手です。時には「よーーし!いけーー」「何やってんだよ!!」などテレビに向かって怒鳴りちらしてますが、もちろん選手の皆さんは誰よりも本気で戦っているのは理解してます。
(とはいえ、あんまり乱暴な言い方はいけませんよね。まだまだ人間力が弱く、反省してます。。)

次回は20日の金曜日にギリシャ戦です。
4年に1度の大会ですから、しっかり応援して、気合と勇気をもらおうと思います。 がんばれっ!日本!!

教師

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今日はとてもいい天気ですね。
私は6:30に目をさまし、いつものように
ごみを捨て、少しの朝食を頂きました。

今日のスケジュールは芝居の稽古です。
私の配役は、ずばり「教師」です。
マラソンで挫折した男の子の、昔の
教師の役なのですが、当然参考にしようと思ったのは
過去の自分の教師、先生です。

とはいっても、私にとって先生との思い出は
苦い思い出ばかりです。
正しくいうと、「私にとって先生が」ではなく
「先生にとって私が」という方が正しいでしょう。

10代の頃の自分はとにかく反抗的で、生意気でした。
よく先生からも「北見!お前はこのままじゃ
ロクな大人にならないぞ!」と何度も言われ、
事実ロクな大人になれませんでしたが、、
思い返せば、あの頃の自分がもっと素直だったら
もっと違う景色を見ていたのかなと、少しだけ
後悔しています。出来れば、当時の先生にも謝りたい。

私のひそかな夢は、当時の先生や仲間を
自分の舞台に招待することです。
出来れば少し華のある役の方が、私自身
胸を張りやすいのですが(笑)

そこで、ポスターやチラシにある「北見尚之」の
名前を見せることで、少しは恩返しにもなるのかなと
思っています。

よし、今日も頑張るぞ。

行ってきます!!

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今日は15:00からアルバイトだ。
なぜ私がアルバイトをしているのか。もちろん芝居だけでは食べていけないからというのもあるがそれだけではない。過去への懺悔もあるのだけれど、それはまたいつか語ろうと思う。

今日のアルバイトは測量の手伝いだ。
測量は道路の位置、勾配などを事細かく計測する仕事だ。私はこの仕事をしていて強く感じるのが、日本は本当にきめ細かい事をする人種だと思う。それはもちろんいい意味で。

こういった仕事を全国民が行っていて、だからこそメイドインジャパンが世界から称賛されているのではないかと感じるのだ。
地味な仕事ほど嫌がるし、誰もが華やかなスポットライトを浴びたいだろう。しかし、芝居もそうで主役だけでは1つの作品は成り立たない。他の役者さんがいるだけでなく、ステージを作る人、設計する人、脚本を書く人、ライトをあてる人、他にもさまざまな人が関わっているがそれの全てが結集して、初めて良い作品が生まれる。

私はこの仕事、アルバイトもとても誇りに思っている。
こういった仕事をすればするほど、他人の仕事の素晴らしさが見えてくるようになったのだ。