花粉症と年の功

こんにちは、北見尚之です。

2月も半ばを過ぎ、三寒四温のシーズンが到来しました。インフルエンザの不安もまだまだ残る中、この時期から猛威を振るってくるのが花粉症です。今年の飛散量は2016年と大きく変わらずに、例年通りの飛散量になっているようです。

知人の父親で、かなり重度のスギ花粉症を患っている人がいて、春先は常にマスクを着用。ひどい時には自宅に戻ってからも鼻水が止まらず、床についても花にティッシュを詰めなければならにほどで、口呼吸をするために、いびきもひどくなり奥さんにも呆れられていたそうです。

ところが、年を取って70歳近くなったころに、急に花粉症が収まってきたそうです。調べてみると、必ずしも全員ではありませんが、老齢に近づくにつれ、花粉症の症状が収まって来る人がいるそうです。

花粉症とは、体が花粉を体内に入れてはいけない異物であると判断した際、花粉を体外に排出するために、抗体が作られ涙や鼻水といった形で症状が現れるものです。

ところが、老齢になって免疫力が低下すると、この抗体の力も弱ってくるため、体外に排出しようという力も弱くなり、結果として症状が軽くなっていく、ということのようです。

100%ではありませんが、まさか、花粉症対策の一つが老齢になることだったとは驚きです。

北見 尚之

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