突然ですが、私は読書が趣味です。
昔はそんなに読まなかったのですが、この歳にもなるとなかなか日々の生活の中で落ち着ける場所がなく、酒場に足を運んでも周りが賑やかだったり、公園のベンチにいても私の性格なのか、ついつい周囲の方々の目を気にしてしまう。
もしかしたら、そういった場所が無いというよりも、私の今の性格がそうさせているのかもしれませんね。
それもあって、移動中は必ずと言っていいほど読書をしています。
読書って面白いんですよね。昔の自分ならこんな本は読まなかったな、といった本が最近ではとても面白く感じる。そして、昔何度か興味をもった本が、今となっては全くと言っていいほど興味が無い。
そしてそれは、本が変化しているわけではなく、私自身が変化しているから本に対しての感情にも変化が起きてくるんでしょうね。
面白いと感じられるならどんな本でもいいのかもしれませんが、様々な本を「面白い」と感じられる状態のままであれば、それが幸せなのかもしれません。
面白い、美味しい、楽しい、そういった感情は、与えられるより感じられる状態にある事が大切だと思っています。
私は今、様々な本に興味を持って「面白い」と感じています。
だから、とても嬉しい。
北見尚之