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春の不調の本当の原因は?

こんにちは、北見尚之です。

やっと春らしい暖かさとなりましたね。みなさん、花見は楽しまれましたか?東北や北陸はこれからのところもあるのでしょう、楽しみですね。

さて先日、慢性疲労症候群というニュースを見ました。私も疲労を簡単には考えず、気を付けようと考えさせられる話題でした。「疲れた」なんて言うと、昔は怠け病だ、気持ちの問題だ、などと言われたものです。ですが、なかなか取れない疲れは、病気の可能性もあるのだそうです。

例えば、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、ホルモンなどの異常、さまざまな病気が考えられるそうで、こうなると、まず内科を受診しなければ素人には判断がつきません。昔は単なる「疲れ」と称されていましたが、現在では慢性疲労症候群という立派な病名になっているとか。ひどい方だとこれまで健康だった人が、全身の倦怠感から体が動かせなくなるくらいにひどいらしいです。

さらに怖いのは身体的・精神的ストレスや病気などの要因がなくなった後も、脳神経系の炎症が続くことが原因で痛みがでている場合があるそうです。病気が治っているのに? と思われますよね。「疲労」だけでなく、「慢性の痛み」も同じようなことが原因となる場合があるとか。元の病気や怪我が治っていても脳が「痛い」という信号を発信し続けるのが原因だそうです。

例えば慢性の腰痛、「もうずっと、何年も腰が痛いんだ」と言われる方、多いですよね。もとの原因のヘルニアが治っているのに痛い、それは脳が痛みを感じているだけかもしれないそうです。

ここまでくると私には想像すらつきません。もしやと思われた方、軽く考えずに専門機関に相談されたほうが良いかもしれません。

北見 尚之

自分をリセットする場所をもつ意味

こんにちは! 北見尚之です。

先日、麻布十番でレストランを経営する知人のお店を1年ぶりに訪れました。このお店はおいしい掘り出し物のワインが売りのレストランです。駅からは7,8分ほど歩いた住宅街の中にある「隠れ家」的なレストランなのですが、バーカウンターと、ゆったりしたソファ席、個室もあって、どんなお客さんが来てもきちんと着心地のいいスペースを作っている、知る人ぞ知るレストランです。

わたしはとくに予約をせずに行ったのですが、偶然に共通知人が数人来ていて、さながら同窓会のような雰囲気となりました。最初は「バーカウンターで1杯飲んだら帰ろう」くらいに思っていましたが、陽気なオーナーの楽しいおしゃべりにつられて、久しぶりに心ゆくまでワインと会話を楽しみ、わたしの心はすっかり癒されていました。

わたしのような年齢になると、どうしても仕事の付き合いや打ち合わせの延長での食事会が多くなるのですが、このような気のおけない仲間たちと仕事とは関係のない話で盛り上がったり、笑ったりする時間は自分の気持ちをほぐし、活力を与えてくれます。

家路につく途中で、なぜあのワインレストランは居心地が良かったのかと考えてみました。店内の高価な調度品や食事やワインのおいしさもさながら、やはりそこにいるオーナーの飾らない人柄が、何よりも人の心をほっとさせ、その魅力に人が集まるお店になっているのだ、ということを改めて気づかされました。

まるで第二の我が家に帰ったようなくつろいだ時間は、ある意味、自分をリセットする場所になります。大人になればなるほど、そんな場所や時間が、とても貴重で大切なものなのです。

客の便利と業者の不便

こんにちは、北見尚之です。

まだまだ寒い日が続いていますが、3月も後半に入り、我が家では冬服を段階的にクリーニングに出して、春夏向けの服の入れ替え作業が始まっています。

中には傷んでしまったり、もう着ないだろうというものを処分して、同じデザインの新品を探したり、同じブランドの別の服にしようと調べたりするのですが、ネットの通販を使って揃えられるので便利な世の中になったなと思います。

しかし、最近、この便利さによって大きな負担を強いられるようになったのが配送業です。

特に、大手通販アマゾンの配送を請け負っているヤマト運輸は、膨大な商品の量に現場が追い付かず、ドライバーはほとんど不休で日々の配達を行っていて、現場から多くの悲鳴が上がっているそうです。

そして、いざ配達に行ってみたら、誰もいないため、不在票を投函し、再配達に備えます。なんと、その数が全体の2割にも上り、時間指定をしたのにも関わらず、不在というケースもあるという話もあります。
時間指定は、配達する順番が前後するために同じ配達ルートを何度も通るという、非常に効率の悪い事態も招いてしまいます。

ちなみに、私がいつも配達に指定している場所には、不在でも投函できる業者向けの宅配BOXが備え付けられているので、余程急いで欲しいものでなければ、基本的に時間指定はしていません。

今後、通販での購入者はどんどん増えていくことを考えると、新築の家には宅配ボックスを付けるのが当たり前になるかもしれませんね。

北見 尚之

あれから6年

こんにちは、北見尚之です。

今年も3月11日を迎えました。

あれからもう6年も経っているのかと思うと、時の流れの早さを改めて感じます。
少しずつですが復興が進み、完璧と言わないまでも、被災者の方々の生活は徐々に改善へと向かっていると聞きます。

先日、東北に住んでいて、地元を離れた知人と話す機会がありました。彼が語っていたのは、時間とは、やさしさくもあり、残酷であるという話です。辛かった日々、毎日のように起きる余震に心身ともに疲弊した経験は、時間とともにその負担は減り、人々の心にはゆとりが戻りました。しかし、その震災の被害や、恐ろしさを体験していない人たちの記憶からは、徐々に印象が薄れていると感じているそうです。

被災者しか知らない恐怖、焦燥といったものは、ある種の別の世界、フィクションのように現実感がない、まるでパニック映画の世界の出来事のように映っている人がいると言われました。その最たる例が、ニュースにもなった被災児童へのいじめです。6年も前となれば、子どもたちからすれば大昔です。まだ、自我すらあやふやだった子どももいるでしょう。そんな子どもたちからすれば、「昔の地震のことですごいお金をもらっている」ぐらいの認識しかないのかもしれません。いじめられている子どもも自我がなければ、その恐怖や体験を伝えることは難しいだろうなと思います。

日本は特に地震が多い国で、今後も同じような大地震が起きる可能性は十分に考えられます。そして、また同じような問題が噴出するかもしれません。国民全体で、この地震に対する統一認識を持つ必要があると思っています。教育、学習という面で、災害に対する意識、また防災訓練だけでなく、被災時に必要となる知識も教えていく必要があるのではないでしょうか。

北見 尚之

花見が無くなる未来に戦慄する

こんにちは、北見尚之です。

3月に入り、少しずつですが暖かい日も増えてきましたね。まだコートは手放せませんが、朝晩の冷え込みは大分弱まってきたように感じます。

先日、社員同士の交流として毎年行っている花見について、日程をどうするかを話し合ったところです。今年の開花予想は、本州では3月中旬ごろからとなっているようで、下旬のところで日程を決めようと思っていますが、うまく満開時期と被ってくれればと思っています。

ところで、最近、日本の桜が危険にさらされるというニュースを目にしました。

外来種の「クビアカツヤカミキリ」というカミキリムシが、年々数を増やしてきており、桜を始めとして梅やモモの木、クヌギなどに寄生した幼虫によって木の内部が食い荒らされ、木が枯れていってしまうそうです。

かなりの生命力らしく、様々な駆除方法が研究されているようですが、行政側ではまだ明確な方法は見つかっていないとのこと。このような深刻な問題を引き起こす外来種を「侵略的外来種」と呼ぶそうです。

やっかいなことに、このカミキリムシがどのようにして日本に侵入したかは不明ということで、今後、さらに詳しい研究が進んで行くと思われます。

このままの状態では、将来的に桜が激減してしまう可能性もあるそうで、早急に抜本的対策を講じないと、花見の文化もいずれ消えてしまうのでは? と少々心配になってきました。

北見 尚之

花粉症と年の功

こんにちは、北見尚之です。

2月も半ばを過ぎ、三寒四温のシーズンが到来しました。インフルエンザの不安もまだまだ残る中、この時期から猛威を振るってくるのが花粉症です。今年の飛散量は2016年と大きく変わらずに、例年通りの飛散量になっているようです。

知人の父親で、かなり重度のスギ花粉症を患っている人がいて、春先は常にマスクを着用。ひどい時には自宅に戻ってからも鼻水が止まらず、床についても花にティッシュを詰めなければならにほどで、口呼吸をするために、いびきもひどくなり奥さんにも呆れられていたそうです。

ところが、年を取って70歳近くなったころに、急に花粉症が収まってきたそうです。調べてみると、必ずしも全員ではありませんが、老齢に近づくにつれ、花粉症の症状が収まって来る人がいるそうです。

花粉症とは、体が花粉を体内に入れてはいけない異物であると判断した際、花粉を体外に排出するために、抗体が作られ涙や鼻水といった形で症状が現れるものです。

ところが、老齢になって免疫力が低下すると、この抗体の力も弱ってくるため、体外に排出しようという力も弱くなり、結果として症状が軽くなっていく、ということのようです。

100%ではありませんが、まさか、花粉症対策の一つが老齢になることだったとは驚きです。

北見 尚之

インフルエンザ拡散防止のためには予防が大事

こんにちは、北見尚之です。

立春は過ぎたものの、寒い日が続き、朝晩の冷え込みが非常に強くなっていますね。

ところで、皆さんはインフルエンザの方は大丈夫でしょうか。特にここ最近、自分の周りではインフルエンザによって休む人が増えています。

風邪とは違い、ウィルス性の感染症のため、自分自身でしっかり予防対策をしても、周りにいる人が対策をしていないと完全に発症は防げません。

インフルエンザにはいくつか型があり、予防接種をしても型が違うものは発症が防げないうえに、同型の予防接種も100%発症を抑えられるという訳でもありません。

一度かかると、例えすぐに治ったとしても一週間ほどの自宅での経過観察をしなければならないため、家から出られません。中小企業にとっては、少ない人員の中で起きると痛手になることは確かなのですが、社内パンデミックの危険もあるので、完治まできちんと休むことが必要です。

少ない例ですが、残念なことにインフルエンザでも出社する人、出社させる会社があるという話を聞くことがあります。このような状況は、会社にとってマイナスにしかならないという事を認識して欲しいところです。

毎年のように流行時期があり、すぐに治癒する人から、長い人まで様々ですが、油断していると重篤になる危険もあります。

自分の責任ではありませんが、仕事に影響が出ると、やはり心苦しいものがありますよね。とはいえ、家で休んで完治させることが社会にとって一番貢献できる事なのです。

北見 尚之

時代と共にうつろう伝統行事

こんにちは、北見尚之です。

まだまだ寒い日が続いていますが、2月4日は立春となっており、暦の上ではもう春ということになります。

前日の2月3日は節分。豆をまき、邪気を払って病や不幸から家を守る行事です。
節分とは、立春、立夏、立秋、立冬の季節の分かれ目の前日を指しており、厳密にいえば年4回、節分は訪れているのです。その中で、立秋前の節分は1年の始まりである春を迎える前日ということで、特別な節分という認識だったことから、行事として浸透するようになったとのことです。

私が子供の頃は、節分の日に縁側に立って、「鬼は外、福は内」としっかり発生しながら、盛大に豆を撒いていました。声を出さないと、なんだか鬼が払えないような気がしていて、今思えば近所迷惑だったかな、と思うほど張り切っていたと記憶しています。

昨今では、終わった後の片付けの億劫さや、アパート、マンションなどの集合住宅では外に撒くことも出来ず、一般家庭ではあまり行われていないようです。
豆を撒く家庭でも、終わった後に食べられるように皮付きの落花生を投げたり、ピーナッツチョコレートのファミリーサイズを袋から出さずに投げる、というのも聞きました。

豆まきのイベントに変わり、急激に広がったのが「恵方巻」です。戦後には一度廃れながらも、徐々に再評価されるようになり、1990年ごろのコンビニ全国展開によって名前が知られるようになり、今では関東圏でもすっかりおなじみの行事となっています。

この慣習、由来がはっきりしておらず、様々な説や作法の記録がありますが、戦後、土用の丑の日に対抗する販売促進の一つとして、復刻運動が行われ、徐々に知名度が回復していったそうです。床も散らからず、食事もできる、現代の家庭にはこちらの方が合っているのかもしれませんね。

北見 尚之

未来の子供に語れる立ち振る舞いを

こんにちは、北見尚之です。

1月9日は成人の日でした。
新成人の皆さん、おめでとうございます。

この日は、所用のために車で移動したのですが、晴れ着に身を包んだ若い人たちを何度も見かけ、自分の成人式を思い出し、なんだか懐かしい気持ちになりました。

当時、久方ぶりに会う同郷の友人たちと、小さい頃の思い出に花を咲かせたり、近況を報告したりしていると、若くして結婚をし、夫婦で成人式に出ているカップルや、子供を連れて来ている友人もいました。子育ての話などを聞いていると、自分のことではないのに、大人になった実感を急に覚えたりして、なんとも言えない気分になったものです。

私が若い頃の成人式は、同窓会の延長のような雰囲気で、それなりに騒がしくもありましたが、式自体は厳かで淡々と終わったものでした。しかし1990年代ごろからいわゆる「荒れる成人式」と言われる式典を無視して、とにかく注目されたい、話題になりたいと暴れまわる人たちが目立つようになり、今日でも同様のニュースを見かけます。

大人の仲間入り、という晴れの日にまるで反抗期の子供のように悪目立ちするというのは、奇妙な話です。いずれ、自分に子供ができて、大人になって、どんな成人式だったか聞かれた時、恥ずかしいと思うようなことになっていない事を祈るばかりです。

北見 尚之

4年後は東京オリンピック

こんにちは、北見尚之です。

日本選手が大いに活躍したリオ・オリンピックが終了し、パラリンピックも開催されましたね。

オリンピックが開催される前は、ロシア勢のドーピングによる不参加や、現地での施設の不備、セキュリティの問題など、色々波乱はありましたが、日本選手に大きな被害はなく、無事に終わったことが何よりです。

今回は特に、日本のお家芸である柔道や、体操選手の活躍でメダルラッシュになりました。
また、男子陸上のリレーにおいて、歴史上初の銀メダルや、テニスの錦織選手が獲得した日本史上約100年ぶりのメダル獲得など、記録にも残る大会となりました。

さて、いよいよ次は東京五輪ですね。前回の東京オリンピックが行われたのが、私が生まれる一年前。
昔、私を身籠っていた母が、オリンピックを観ていた話をしてくれた事を思い出し、なんだか感慨深い気分になりました。

北見 尚之